今回、お話をお伺いした方
株式会社Financial Quest 代表 岩本 愛子 様
課題
- 組織規模に対してシステムのカスタマイズ自由度が高すぎ、維持管理の工数が膨大になっていた。
- 入力ルールが属人化しており、代表・管理職による月10日間の全件目視チェックが常態化していた。
目的
- 「入力の強制力」を持つシステムへ移行し、意向把握や比較推奨理由などの必須項目入力を確実に担保する。
- 共同募集案件と自社案件で分断されていたシステムを一元化し、二重入力やダブルブッキングを防ぐ。
効果
- 不備への自動リマインド機能により、管理者が「人を追いかける」心理的・時間的コストを最小化。
- 推奨テンプレートの活用で、現場の負荷を下げつつコンプライアンス要件を満たした記録の作成が可能に。
「組織を拡大していくためには、現場の性善説や個人のITリテラシーに依存する運用からは脱却しなければならない。システムが自らミスを防ぐ“ストッパー”になる必要がありました」
そう語るのは、株式会社Financial Questの代表として組織を牽引する岩本愛子様です。同社は、組織のさらなる拡大とコンプライアンスの強化を両立させるため、基幹システムを「MCエキスパートクラウド(MCEC)」へと移行されました。
約30名に拡大した募集人の入力品質を担保するため、かつては毎月膨大な時間をかけて目視チェックを行っていたという岩本様。「現場での抜け漏れリスクを解消し、システム側でミスが起きない環境を作る」という決断に至った経緯と、2026年現在の運用で得られた劇的な変化について、詳しくお話を伺いました。
柔軟性の高い運用の中で、毎月10日間を費やしていた「全件目視チェック」の限界
——システム導入を検討されたきっかけや、当時の課題感を教えてください。
岩本 様
以前利用していたシステムは、安価でカスタマイズ性が高い点が魅力でしたが、裏を返せば「自分たちで常に設定を作り続けなければならない」という課題がありました。業法改正のたびに私が手作業で設定を変更する必要があり、システム側からは「専任担当を2名置いてください」と言われたこともあったほどです。
また、募集人の「入力の質のバラつき」も深刻でした。弊社は転職組も多く、自社ルールが浸透するまでには時間がかかります。結果として、毎月1日から10日まで、私と管理職が深夜までかかって数十人分のデータを全件目視チェックし、不備を個別に差し戻していました。この管理側の精神的・体力的な負担が最大の課題でした。
決め手は、システムが正しい業務フローをナビゲートする環境
——数あるシステムの中から、MCECを選ばれた決め手は何でしたか?
岩本 様
最も響いたのは、「現場の運用に依存しない仕組み」である点です。これまでのシステムは必須項目が漏れていても次の画面に進めてしまい、最終的な「ツケ」がすべて管理部門に回っていました。
しかしMCECは、面談レポート、意向把握、成約報告という正しい順番を守らなければ入力できず、必要な理由を埋めない限り物理的に次へ進めない仕様になっています。今後、さらに組織を拡大していく上で、ITスキルに依存せずシステムが自らミスを防ぐ“ストッパー”になってくれることが、導入の決定要因でした。
——「募集人に任せきりにしない」という設計思想に共感いただけたのですね。
「自動リマインド」と「推奨テンプレート」が、管理のストレスをゼロに
——導入後、特に価値を感じている機能はどこでしょうか。
岩本 様
一つは「不備管理」と連動する「自動リマインド」です。以前は不備の修正を自分たちで毎日追いかけ、催促し続ける必要がありましたが、今はシステムが修正されるまで毎日自動でリマインドを送ってくれます。これで「人を追いかける」という心理的負担から完全に解放されました。
二つ目は、「推奨商品のテンプレート機能」です。自由記述だと監査上必要な理由が抜けがちですが、MCECでは提案商品に応じて自動でテンプレートが選択されます。募集人はカッコ内を埋めるだけで要件を満たせるため、現場の負荷も下がり、管理側の確認も劇的にスムーズになりました。

データ移行の壁と二重入力の撲滅
——移行作業や、実際の使い勝手についてはいかがですか?
岩本 様
既存の大量の顧客データ移行を、貴社側で一手に引き受けてくださったのは本当に助かりました。また、これまでは自社案件と「共同募集案件」でシステムが分かれており、二重入力やカレンダーのダブルブッキングのリスクがありましたが、MCECに統合したことでこれらの問題が一掃されました。
今後実装予定の「未納・満期管理の自動タスク生成」にも非常に期待しています。事務担当者への指示出しが自動化されるのは、日々の業務負担の軽減に直結すると感じています。
認定代理店の取得を見据え、攻めと守りをシステムで確立させる
——今後の展望をお聞かせください。
岩本 様
健全に会社を成長させるためには、管理部門の固定費を無闇に増やすわけにはいきません。重要になるのが、業界で要求水準が上がっている「認定代理店」の取得です。
MCECには、取得に必要なチェック機能が標準実装されているため、管理負担を抑えながら高度な態勢整備を実現できます。MCECを代理店経営の強固な基盤としてフル活用し、「攻め(営業)」と「守り(管理)」を両立させた健全な組織拡大を実現していきたいですね。
——岩本様、ありがとうございました。MCECが「代理店経営のOS」として、貴社のさらなる発展を支えられるよう、今後も伴走させていただきます。
岩本 様
Wizleapさんは定期的な面談で課題をヒアリングしてくれるなど、一緒にシステムを作り上げていくような寄り添う姿勢があります。私たちのような代理店にとって、これほど心強いことはありません。今後ともよろしくお願いします。
