資料ダウンロード

保険代理店経営

デジタル化・AI導入補助金とは?

2026-09-04

IT導入補助金

このコラムは約6分で読めます

保険代理店向け顧客・募集管理システム「MCエキスパートクラウド」が、「デジタル化・AI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)」の対象ツールとして登録されました。

「顧客情報や対応履歴を一元管理したい」「募集管理や帳票作成の負担を減らしたい」「業務をデジタル化したいが、導入費用が気になる」。こうした課題を抱える保険代理店さまにとって、補助金を活用しながら業務基盤を整えられる可能性があります。

この記事では、補助金の概要、申請から導入までの流れ、費用の考え方、申請前に確認しておきたい注意点をわかりやすくご紹介します。

デジタル化・AI導入補助金2026とは

デジタル化・AI導入補助金2026は、中小企業・小規模事業者等が、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入するための経費の一部を補助し、労働生産性の向上を支援する制度です。令和7年度補正予算事業から、従来の「IT導入補助金」から現在の名称に変更されました。

制度の基本情報

正式な事業名

デジタル化・AI導入補助金2026(中小企業デジタル化・AI導入支援事業)

実施主体

独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小企業庁監督)

制度の目的

中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上

対象事業者

中小企業・小規模事業者等

補助されるもの

自社の課題やニーズに合ったITツールを導入するための経費の一部

名称の変更

令和7年度補正予算事業から「IT導入補助金」を改称

申請枠は5つ。MCエキスパートクラウドは「通常枠」の対象ツールです

通常枠MCECはこちら
インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス枠(電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠
複数者連携デジタル化・AI導入枠

MCエキスパートクラウドは、同制度の「通常枠(5万円以上150万円未満)」の対象ツールとして登録されています。今回ご案内する区分の概要は次のとおりです。

  • 対象枠:通常枠
  • 補助率:対象経費の2分の1以内
  • 補助額:5万円以上150万円未満
  • 対象経費:ソフトウェア費用、クラウド利用料など

通常枠の補助額・補助率(制度全体の区分)

区分 補助額 補助率
1プロセス以上 5万円以上150万円未満 2分の1以内(一定の要件を満たす場合は3分の2以内)
4プロセス以上 150万円以上450万円以下 2分の1以内(一定の要件を満たす場合は3分の2以内)

本記事でご案内している区分(5万円以上150万円未満・2分の1以内)は、このうち「1プロセス以上」にあたります。

通常枠の補助対象経費

必須

  • ソフトウェア購入費
  • クラウド利用料(最大2年分)

オプション

  • 機能拡張
  • データ連携ツール
  • セキュリティ
  • 導入コンサルティング・活用コンサルティング
  • 導入設定・マニュアル設定・導入研修
  • 保守サポート

クラウド利用料は、最大2年分が補助対象となります。なお、申請が可能な場合でも、必ずしも採択されるものではございませんので、あらかじめご了承ください。

申請にあたっては、制度上、次の準備が前提となります。
・GビズIDプライムの取得
・SECURITY ACTION自己宣言ID
・交付申請は、事務局に登録されたIT導入支援事業者と共同で手続きを行うこと
・契約・発注は交付決定後に行うこと

出典:中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構「デジタル化・AI導入補助金2026」(通常枠・2026年9月11日確認)

保険代理店の体制整備と業務効率化を、導入費用の負担を抑えながら

MCエキスパートクラウドは、保険代理店の顧客・予定・契約情報を一元管理し、募集プロセスの適正な記録と日々の業務効率化を支援するクラウドシステムです。

面談レポート、意向把握、比較推奨、商品の決定理由、成約報告までを一連の流れで管理。必要な記録を残しながら業務を進められるフェーズ管理や、管理部門による第三者チェックなどを通じて、記録漏れや募集人ごとの品質のばらつきを防ぎ、保険代理店の体制整備を支援します。また、AIを活用した面談レポートの作成支援などにより、募集人の事務負担を減らし、お客さまへの提案やフォローに集中できる環境づくりにもつながります。

補助金を活用できれば、こうした業務基盤の整備を、初期負担を抑えながら進められる可能性があります。重要なのは、まず「自社が対象になるか」を確認し、導入規模や利用期間に合わせて費用を試算することです。

ご利用までの3ステップ

1. 対象になるかを確認

企業規模、過去の採択歴、新規導入に当たるかなどを確認します。補助対象になるかどうかは代理店さまごとに異なります。

2. 交付申請

補助金申請支援の専門会社である株式会社KIZASHIが、必要書類の準備、交付申請、実績報告、効果報告まで伴走します。なお、申請手続きそのものは、お客さまご自身で行っていただく必要があります。

3. 交付決定後に導入

交付決定後に正式な契約・発注を行い、導入、納品、お支払いへ進みます。その後、実績報告と審査を経て補助金が入金されます。

交付決定前に契約・発注・納品・お支払いを行った場合、補助対象外となります。

費用と負担軽減額の試算例

対象経費が250万円の場合、補助率を2分の1として計算すると、補助金は125万円です。

  • 導入時にお支払いいただく対象経費:250万円
  • 実績報告後に入金される補助金:125万円
  • 負担軽減額:125万円
※金額はすべて税別です。対象経費については、先に全額をお支払いいただく必要があり、補助金はその後に入金されます。ご利用規模や構成により金額は変わりますので、個別にお見積り・お試算いたします。

申請前に確認しておきたい3つのポイント

  1. 交付決定前の契約・発注・納品・お支払いは、補助対象外となります。
  2. 補助金は後払いとなります。実績報告と審査を経てのご入金です。
  3. 審査があるため、採択をお約束できるものではありません。
制度の対象要件や運用は変更される場合があります。個別の申請可否や適用条件については、お手数ですが、最新の公募要領と申請支援担当者のご案内をあわせてご確認いただけますと幸いです。

直近の公募スケジュール

2026年9月11日時点でご案内している直近の公募回は次のとおりです。

  • 5次締切:2026年9月29日 17:00/交付決定日:2026年11月9日(予定)/申請支援の受付は9月10日まで
  • 6次締切:2026年10月30日 17:00/交付決定日:2026年12月10日(予定)/申請支援の受付は10月16日まで
  • 7次締切:2026年12月1日 17:00/交付決定日:2027年1月19日(予定)/申請支援の受付は11月16日まで

申請にはGビズIDプライムが必要です。代表者さまがマイナンバーカードをお持ちの場合、数営業日で取得できることがありますが、申請準備は余裕を持ってお進めいただけますと安心です。

導入希望時期から逆算した、早めの申請をおすすめします

補助金を活用する場合、MCエキスパートクラウドの契約・発注・納品は、交付決定後に行う必要があります。たとえば第5次申請では、申請締切が2026年9月29日、交付決定は11月9日の予定です。その後に契約・納品を進めるため、実際に利用を開始できるのは、最短でも11月中旬以降が目安となります。

「この時期から使い始めたい」というご希望がある場合は、交付決定日や導入準備期間から逆算し、余裕を持って申請準備を始めていただくことをおすすめします。まずは、希望される利用開始時期をもとに、対象可否と申請スケジュールをご確認いただければと思います。

まずは「対象になるか」の確認から

補助対象になるかの確認と、補助金を利用した場合の費用試算を承っています。

オンラインで30分ほどお時間をいただければ、貴社の状況に合わせて、対象要件、想定される費用、申請から導入までの流れをご説明します。

「自社が対象になるか確認したい」「補助金を使った場合の実質負担額を知りたい」「必要書類やスケジュールを整理したい」という保険代理店さまは、まずはお気軽にお問い合わせください。

Contents コンテンツ

story-2228
保険代理店の社保逃れとは? 歩合給を除外できない法的根拠と自主点検の進め方
story-n
2026年、火災保険の 「満期更新ラッシュ」が始まります
story-2022
「もう手書きには戻れません」——AI文字起こしで商談履歴が”10分の1″に。 1日平均6.6件面談をする募集人が見つけた、ログ残しの最適解
コンテンツの一覧はこちら